これから浪人される方へ (6)
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本当にその大学に行きたいか
浪人生は勉強をしないと散々言ってきましたが、その根本にあるのは時間に対する認識の甘さ、突き詰めれば「意志の強さ」の問題ということではないでしょうか。
能力があるかどうかではなく、意志の強さです。
本当にその大学に行きたいですか?
本当に行きたいの?ねえ、本当に?
どれくらいの強い気持ちがありますか?
「行きたい」と思っているのですか、それとも「行くことに決まっている」と思っているのですか。どちらでしょうか。
「実力がついたら」行けるだろうと考えていませんか。
「実力がついたら」ではなく、「実力をつけよう」と考えていますか。
大きくなったら何になりたいですかというような話をしているのではありません。
自然に何となく実力が身に付くことはないのです。
成功する人はそのうちできるようになるだろうという空想などしないで、現実を見て実力を付けるためにもう動き出しているはずです。
はっきり言いますが、行ければいいな程度の動機では無理です。
意志の強さ、単純に言えばやる気で成功の50%は決まってしまうのではないでしょうか。
私の場合、「この大学には絶対に行かない」と具体的な大学名をいつも目につくように携帯のメモ帳に入力していました。
さらに志望する大学には行くことを決めていたので滑り止めの大学さえ直前まで受けない気でいました。結局親に懇願されて受けることになりましたが、それはあくまで結果的にそうなっただけのことです。
だからこそ「行きたいな」と思っている程度の受験生には負けるわけがなかったのです。
それくらいの意思の強さはありますか。
浪人するにあたっての心構え
「一年あれば大丈夫」ではなく、「一年あってもだめかもしれない」と思い、安心せず、全力で取り組むこと。
相当つらいでしょう。嫌になってしまうかもしれません。それでも勉強し続けるしかないのです。
そして、そんな覚悟のできた方が必ず一年後に志望校に合格するために、菊地英語塾は力になれるはずです。