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文法を活かした読解法の例(3)

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「感覚に頼らない読解法」の場合

次に菊地英語塾で指導する読解法を見ていきましょう。


例文:I don't know whether they will help me or not.
(役に立つのかどうかわからない。)
→ whetherをどう解釈するのか



文法を活かした感覚に頼らない読解法

  • まず、whetherには「~であろうとなかろうと(副詞節)」と「~かどうか(名詞節)」という2種類の訳がある。
  • knowの目的語を探すと、whether節以外にはない
  • whether節は目的語、つまり名詞節だとわかる
  • 名詞節だからこのwhetherは「~かどうか」と訳す

※訳し終わった後で「whether節は名詞節だ」と分析する読解方法とは真逆です。


訳を当てはめる余地はない

whetherのもうひとつの訳「~であろうとなかろうと」を当てはめてみる余地はないのです。

文法を使えば訳を当てはめたりせず、感覚に頼らない読解をすることができます。

目的語?名詞?どういうことかとお思いかもしれませんが、今はわからなくても全く心配いりません。

これこそがまさに読解のための文法知識であり、菊地英語塾の英語指導の中心にあるものなのです。